::::2022年登山記録::::

*2022年12月3日(土)   晴れ/曇り 【田原山】 レベルA

 

 晴れていたが雲が広がってきた。今日は全員で準備体操をして出発。

 8時45分、参加者15名。駐車場のオレンジ色にきらきら紅葉したもみじが見送ってくれた。

 登山口から暫くは緩やかな小道を、近況報告やらおしゃべりをしながらわいわい登る。コロナワクチンの4回目5回目とかを受けたとか受けるとか、野イチゴが沢山とれる場所の事とかそれでジャムを作るとか。山の紅葉は殆ど終わっていたが、アオキやサネカズラ、ガマズミ等の赤い実やぷりぷりの冬イチゴに目をやりながら、鳥の高い鳴き声も聞こえる。警戒声かな。雫石を過ぎた辺りから少し急登になり、そして息が上がる頃視界が開けた。いよいよ岩稜帯のスリリングなミニ縦走が始まる。

 樹林帯を下り鎖やロープも使って岩のピークを越えてまずは大観峰へ。

ここからは国東の山々から別府湾鶴見岳由布岳までぐる~と望めるが、周りのユニークな屏風状の岩々の眺めが面白い。下りは数メートルのほぼ垂直の岩壁を順番に降りた。右とか左とか声を掛け合い、足の長い方が有利だとか言う外野の声を聞きながら、皆慎重に足場を確保する。誰も躊躇することなくするする降りる。

 再び岩尾根を登って最高点542mの八方岳へと進む。その後も登ったり降りたりしながら股覗き岩へ到着。すると北側にどどーんと連なる岩尾根群が見渡せる。紅葉の時期は美しいらしいが、紅葉なくても何ともすばらしい眺め。あっち側の尾根は歩けないのだろうか、という声が聞こえたが、本当に興味深い形状の屏風岩が連なっている。

 狭いピークや痩せ尾根の中で、唯一全員が腰を下ろせそうな無名岩の上で昼食をとることにする。まだ11時だったが十分お腹は空いていた。昨日から急に寒波がやってきたが、今日は幸い無風で思った程寒くもなく、360度絶景の丸い岩の天然テラスでもぐもぐランチタイムを過ごす。

 食事後は行者尾根を熊野摩崖仏方面と帰路との分岐まで進み、皆で検討して今回はここで下山することにした。

 激下りの帰り道から振り返るとこれまで歩いてきた岩壁の稜線が見える。本当にあの上を歩いたのが嘘のよう。軌跡を目で辿りながら本日の岩尾根群とはここでお別れ。

 楽しみながらも細心の注意を払い全員無事下山。

 12時過ぎに登山口に戻ると会長が「ぜんざい」を用意してくれた。四角い大きなお餅が入っていて思わずにっこり笑顔になる。美味しい。

 最後に駐車場でロープワーク(もやい結びとチェストハーネスの作り方)を学んだ。[T記]

*2022年11月19日(土)【別府東山ハイキングコース】曇のち雨 レベルA16名        

 

 2~3年前まで「別府オルレ」と云われていた「別府東山ハイキングコース」を歩く。

08:10 雨が降らないことを願いながら志高湖駐車場からスタート。要所要所に「別府東山ハイキングコース」の表示があり番号が付いている。

メタセコイア(らしい)の並木を通る。紅葉がきれい。山茶花、椿の花も咲いている。落ち葉の敷き詰められたような道は良く整備されていて歩きやすい。道沿いの紅葉は赤あり黄色ありで楽しめる。

08:50 太陽光パネルの見晴台に到着。広範囲に太陽光パネルがある。曇り空のため由布岳は見えない。少し日差しが出るかと思いきやつかの間で、また落ち葉の道、そして杉林のなかへ、曲がり杉(頑張ってる!)の横を通る。人家の脇に出ると樟の巨木が目に付く、近所の人の話では「別府市に記念物申請をしている」とのこと。いくつかの防護柵ゲートを通過。小さな滝やふくろう岩を横目で見ながら歩く。

10:40雨が降り始める。雨具装着。愛宕神社、杉の巨木が立派(大きいものは樹齢500年?らしい)。

11:00枝郷公民館着。昼食。屋根のある場所で机、椅子もあり、ありがたい。食事の途中で大きなスズメバチの巣が頭上にあるのに気づき慌てる、2~3匹の蜂が出入りしているが飛び回る程の元気はない、とはいえ 巣の真下にいたSさんだけはさすがに移動する。

11:20早々と昼食を済ませ、またどんぐりの落ち葉の道を歩く。

11:50神楽女湖に行く通常のコースを外れ、大将軍山へ(だいしょうごんやま、だいしょうぐんやま、どっちもあり?)。最後の一登りで志高湖が見えてくる。615mの頂きには歌碑がある(由布岳を詠んだ万葉歌:詠み人知らず、とのこと)。

『おとめ等が はなりの髪を ゆふの山 雲なたなびき 家のあたり見む』 

12:20志高湖駐車場ゴール。

 お疲れ様でした。雨はひどくならなくてよかったです。曇でしたが紅葉は十分楽しめま

した。                          【別府:S記】

*2022年11/5(土) 晴天 「涌蓋山」 レベルB   23名

 

 秋晴れの天気に恵まれ、鮮やかな紅葉の出迎えを受けて、山頂では青空のもと、九重連山や阿蘇の山々を眺望し心癒された感動の涌蓋山でした。

 今回の地蔵原ルートは、マイナーなイメージのルートと思っていたのですが、なんと鮮やかな紅葉に心が和み、季節によってこんなにイメージが変わるものかと思い知らされました。

 9時に駐車場を出発、舗装された牧場に通じる道路を歩いていると、いつものワンチヤンが庭の中からワンワンとお出迎え、このワンチヤンこれまで道路に出てお出迎えをすることはなく、庭先からのお出迎えを得意としている。

 舗装道が終わり、いよいよ本格的な登山道へ、一年前よりかなり荒れており倒木や登山道の崩壊等があり歩きにくくなっている。 ところが、そんな嫌な気分を一新するかのように樹林の中に色鮮やかな紅葉が出迎えてくれ心が癒されたのです。

 これまで何度も登ったルートでしたが、樹林の中での紅葉がこんなに素晴らしく感じたことはなかったですね、皆さん思い思いに紅葉の観賞や写真撮影をされていました。

 感動した紅葉を後にしていざ山頂へ、第2林道を過ぎると急登が待っていたのです。

山頂に近づくに連れて周辺は低木に変わり、4月から5月にかけてはフジツツジが出迎えてくれます。11時20分、山頂に到着、目の前の視界が広がり雄大な九重連山や阿蘇の山々を眺望すると、登山の疲れも忘れ癒された気分に。

 青空のもと山頂広場に各自分散して、皆さん談笑しながら和やかに過ごされ、山頂には約1時間(正確には55分)労山会には珍しくゆっくりした時間のランチタイムでした。

 12時15分、山頂発、今度は先程登って来た急登が急坂に変わり、足元が滑り易くなっています、途中休み休み慎重に下る。第2林道を跨ぎ第1林道を過ぎると、色づいた紅葉が待っている樹林へ、やはり鮮やかな紅葉が待っていてくれた。目の保養を楽しむ者、撮影に専念する人、思い思いに秋の一時を堪能していました。後ろ髪を引かれながらも紅葉に別れを告げ下山再開、舗装道へ、今回はワンチヤンのお迎えもなく、14時下山、涌蓋山の紅葉に感動した一日でした。参加された皆様、お疲れさまでした。

*行程時間:往路2時間20分、復路1時間45分、昼食休憩55分 (全5時間)(報告:Ñ)

2022年10月15日(土)晴れ 【烏嶽~倉木山縦走】 17名(B)

 

秋とは思えない陽気の中、車を烏獄登山口と倉木山登山口に分散し、8時55分烏獄登山口から登山開始、最初から急登に見舞われ、鹿のネットを超え、15分程で尾根に出ました。もう汗びっしょり。小休憩を取りながら、快適な稜線歩きで9時55分烏獄山頂(683.7m)到着。思いの外、楽に着き気合抜け、集合写真を取り直ぐに倉木山を目指し出発。途中急登有り、危険な岩場有りの尾根歩き、変化に富んだコースでした。中間点あたりの展望台では傾山等周りの景色を楽しめました。

 一ヶ所ロープもなく掴んだ岩が欠けもう少しで滑落しそうになり、Mさんに支えられて事なきを得ました。慎重に行動しなければと反省しました。

 会長さんが今後の為ロープを掛けて下さいました。11時25分昼食を取り休憩、英気を養い11時50分出発、何度か登り下りを繰り返し13時00分倉木山(923.3m)頂上に到着。残念ながら展望無し。2度目の記念写真を取り13時10分下山開始、激下り一時間、いいかげんイヤになるころ緩やかになり、渡渉3回、ススキの林道を抜け14時30分無事倉木山登山口に下山しました。

 途中イワタバコの群落(花は終わり)、センブリ、トリカブトの綺麗な花々に癒されました。杉や檜の大木が沢山倒れ道を塞いでいて、台風の被害の大きさを実感しました。

「M記」

写真

烏嶽トンネル西側から取付く/いきなり急登、足場悪し。

50分で烏嶽山頂/展望はないが気持ちの良い縦走路

所々岩場もある。/中間点辺りの展望所、左に傾、右に久住。

(元)4人娘/昼食休憩 

後半は杉林にはいる/風倒木を越えて行く

激登り15分、倉木山頂。 

*2022年10月1日(土)晴れ【内山】レベルB ・参加者20人

 

 9:00前に、塚原登山口に集合。今日の参加者は、20名。その内お1人はゲスト参加のKさん。登山経験豊富な頼りになる存在の方のようです。

 軽く手足を伸ばした後、気持ちよく晴れた中、気分も上がり出発。

 登山道を少し登ると、硫黄の匂いが強烈になってくる。不毛な土と石の山肌から噴煙が上がるのを左に見ながら登っていく。そのあたりで目を引いたのは上から下へと真っ二つに割れた大きな岩。これは平安時代、源為朝が一刀両断にしたと言い伝えられている巨石「一刀岩」らしい。幾人かがそれを嬉々としてカメラに収める。

 40分ほどで塚原越に着く。ここは内山方面への道、いま通過してきた塚原登山口への道を含め5方向に道が伸びている。

 小休憩を取った後、歩を進める。少し歩いた時、先行者数名が道なりに進んでいたが、後続者が「内山 鶴見岳 登山道」の標識を発見。少し引き返して正しい登山道を進むことが出来た。間違えそうな箇所には、標識を出してもらっている事に感謝。

 塚原越から15分程度で尾根に出る。少々ガスがかかってはいるが、別府の市街地や別府湾が見渡せる、深呼吸、気持ちいい~。今日の木陰の尾根歩きは気温がちょうど良くて本当に気持ちいい~。

 途中の尾根道で、大きく崩落した断崖絶壁があり、迫力ある光景で、自然の営みに畏怖の念を覚えた。

 さらに行くと、黒土で滑りやすく、しかも急登でロープの連なる道が、、、。5分から10分ではあるが、この道はタフで、皆、息が上がり、それまで三々五々におしゃべりをしていた声が無くなる。

 ここをクリアしたら、またなだらかな道になり、この辺りで、トリカブト(枯れたものもあったが、まだまだ、何とも言えない美しい紫の花を堪能できた)、ヤマラッキョウ(たった1輪をMさんが発見してくれた)、アキノキリンソウ、ススキの穂波、季節外れのミヤマキリシマ、まんまるい可愛らしいキノコなどを見ることが出来て歓声が上がっていた。

 気象庁の火山観測施設の横を通り過ぎて、11時過ぎに山頂着。

狭い山頂で、交代に写真を撮り、そして集合写真を撮ってから、昼食。

 昼食後、下山開始。少し下ったところに石楠花尾根への分岐にロープが張ってあり、進入禁止になっていた。

 そして、登りで息の上がった例のロープが連なる急下りで、私は、怖い思いをした。平行して張っていた2本のロープの内の1本を掴んで降りようとしていたのだが、体重をかけた瞬間、木に結んであったロープがスルリと解けて、一瞬体が宙に浮いた!咄嗟にもう1本のロープに捉まり、難を逃れたが、落ちていたら、高さはさほど無かったが、下には、岩が散在していたので、悪くすれば大怪我をしていたと思いぞっとした。

「ロープを100%信じるな」「ロープなど、あんなものは俺は信じない」などの慎重な声も耳にするが、使用する前に安全をきちんと確認しなければならないと、身をもって体験した。

すぐにOさんが、そのロープを解けない結び方で、結びなおしてくださった。

 また、Kさんが「ロープの結び方講習をまた、開かなくちゃね」と話していて、それらのことに全く無知な事に気付かされた。

 そして、13:00過ぎ登山口に帰着し、楽しい登山を楽しいままに終わることが出来た。

 登山後、「塚原温泉 火口乃泉」で汗を流した会員さんも何名かいらしたようでした。お疲れさまでした!(S.H記)

*2022年 8/20(土)曇り時々雨 【向坂山・白岩山】

 レベルA、参加者:16人

晴れていた空がなんだか怪しくなり、阿蘇高森に着いた頃には雨に変わった。

 月廻り温泉のトイレ休憩で第1回目の協議があり、「阿蘇周辺の山に変更」か「このまま五ヶ瀬スキー場まで行く」のどちらかとなったがキレンゲショウマの咲く時期でもありこのまま五ヶ瀬まで行くことになる。

 ゴボウ畑登山口から登山開始、先ずはキレンゲショウマの鑑賞会。咲いてる、咲いてる。谷間にひっそりと黄色い可憐な花をつけて皆を魅了します。

 登山道に戻り、スキー場に着くころまた雨が強くなり、2回目の協議。小川岳は次回の楽しみとして、本日は近くの「向坂山から白岩山」に変更決定。

 向坂山山頂で長澤会長のミルク金時キャンディの差し入れに皆の顔が綻ぶ。

 長居は無用。白岩目指して下る。白岩峠で小休止。雨も止み霧が出てきた。登山道両面には雨に濡れた苔達の絨毯が続く。白岩山頂に着いた途端、強い雨が降り出し急いで下山。昼食は五ヶ瀬スキー場パーキングセンターで雨宿りランチタイム。その後は雨も止み現地解散となる。

 「霧立越え」と呼ばれる苔むした登山道の霧の中を歩けるシーンは、感無量でした。

    (清水 道枝)                     

(写真)

登山口(ごぼう畑)/キレンゲショウマ群生地

キレンゲショウマ/これで満開状態

リフト下をくぐる/スキー場で休憩、天気下降気味…

スキー場を登る/ガスにけむりトトロの世界?

80%悟りの境地/まだまだ煩悩多し

白岩山に着く/雨・雨、長居不可

下のスキー場に戻る/スキー場で昼食

 *2022年 8/11(木)曇り【山の日記念行事:亀石山】

                 レベルA 12人

 2016年に「山の日」として8/11が祝日となった、制定の趣旨は「山に親しむ機会を得て山の恩恵に感謝する」。併せて山を愛し、自然を愛し、山と自然とのふれあいを大切にするとともに、健康づくりにつなげる事を目的としている。大分県では日本山岳会東九州支部、日本山岳連盟大分県支部、日本勤労者山岳連盟協同で記念行事を行ってきた。今年は日田エリアの亀石山で記念山行を実施し50数名の参加者がありました。記念行事の取り組みは2016年くじゅう山、大分:霊山、別府:小鹿山、中津:八面山と続き、2020年はコロナの影響で延期となりましたが、2021年の全国大会は大分県(九重町)で開催されました。ちなみに今年の全国大会は山形県で開催された…はずです。

「当日の風景」

10時から亀石峠で出発式、実行委員長(安東桂三氏)挨拶、簡単な諸注意のあと参加者全員で記念写真をとり準備のできた人から出発する。本日のコースは簡単で距離も短く危険個所はないので安心していられるが夏の暑さは避けようがない。ゆっくり歩調で歩き45分程で山頂に着く。玖珠の万年山が良く見える。参加者の最高齢は91歳の星子さんで健在ぶりをみせていた、例のスーパーボランティア・尾畠さんの姿もあり女性陣の人気の的だった。山頂でもう一度記念写真を撮り現地解散、そのまま山頂で弁当を広げるグループもいたが我々は少し下った所の木陰でお昼にする。12時には登山口に戻ると云う超簡単な山行でした。

                           (N記)

(写真)

山の日協議会から借りた旗(有料)/出発式

記念写真/分岐から時計回りで山に入る

草ボウボウの頂/山頂標識

尾畠さんと一緒に/アッと云う間に下山

 

【久住:中岳・天狗ケ城(大曲登山口)】 2022年7月16日(土) 曇りのち晴れ

 *夏山遠征訓練登山     参加人数22名

 

大分勤労者山岳会は 7月末に「白山・荒島岳」と「甲斐駒・仙丈ケ岳」の2つの遠征が計画されている。今回はその遠征に向けた訓練登山でもある。山行当日は朝からけっこう雨が降っており、山行が中止になるかもしれないなぁーと思いながらスマホを何度も確認しながら出かける準備をした。(後で知ったが会長は雨でも決行するつもりだったそうです)

本隊との集合場所の大曲登山口に到着した時は運良く雨もあがった。山行の時は いつも晴れ女や晴れ男の話題になるのだが今日は誰のおかげなのかな?

8:45 大曲登山口を出発。すぐにはしごが出現し砂防ダムを横切る。どんよりとした天気の中を歩きしばらくすると旧硫黄鉱山跡の運搬道路(大きな石の落石があった(゚д゚))を進み、左下の谷へ下って岩がごろごろした斜面を登る。参加者は皆慣れた様子で斜面を屁とも思わずに登っていた。すがもり越は、かつては宿泊の出来る有人の山小屋があったらしい。ここでは、「愛の鐘」を鳴らしたり行動食を食べたり訓練登山にてザックの重さ比べをしたりと皆思い思いに休憩をしていた。

北千里ケ浜に下ると前日や当日に降った雨で小川が出来ていた。右手に荒々しい硫黄山を横目で眺めながら急斜面を登り着くと「くじゅう分かれ」に着いた。ここから御池を周り中岳方面へ、池の小屋前で昼休憩をとった。休憩中は風も吹き涼しかったが食べ終わる頃には寒くなり上着を着る人もいた。寺の跡地を見て遠くに見える慰霊碑に手を合わせ心の中でお参りをしてから中岳へ向かう。途中、御池がハート型に見える場所を通る、どの場所が一番ハートの形がきれいか少しずつ場所をずらして御池を眺めたりするのも楽しい。九州本土最高峰の中岳に12:10過ぎに到着。展望は良く山頂では青空も見えてなんか嬉しい。

下山は、天狗ケ城経由のピストンで下る。下山時は少しずつ青空も増えていき登山口に到着した時は好天気へと変化していた。22名全員無事に15:05過ぎに登山口に到着した。今日も無事に全員下山出来た事に感謝した。帰路、とうもろこしや野菜を道ばたで購入。

とうもろこしは新鮮でおいしかったです(*^_^*)    山行記 S・Y

(写真)

大曲登山口/谷を渡る

天気回復基調/ガレ場通過

スガモリ避難所の歌碑「大いなる 九重の山に若人のゆめまもりてと いのる鐘なる」/北千里ケ浜

池の小屋で昼食/お寺跡:清掃してお参り

ハートの御池(*パワースポット)/中岳

記念写真/岩稜帯の下り

ノリウツギと天狗岳/天狗岳山頂

【猟師岳・合頭山】 2022年6月18日(土)曇り時々雨   (レベルA) 

                       参加人数 24人

 

大分県勤労者山岳会大分支部の6月定例二回目の山行は、6/18九重の猟師岳・合頭山の縦走でした。

 9時九州森林公園スキー場駐車場に集合で、今回の参加者は24名でした。

 このスキー場が駐車場を開放してくれているので、止める場所の心配がないのはありがたかった。

 今回のコースは猟師岳稜線に上がれば、三俣山、星生山、となりに黒岩山、牧ノ戸レストハウス、さらに阿蘇五岳が望めるコースで楽しみだ。そして今回は「オオヤマレンゲ観賞」がテーマの山行だった。

 集合時間は9:00なのだが、8:50には全員そろったので出発とする。スキー場ゲレンデの中をゆっくり進む、若草緑色の草が新鮮に映る。10分ほどして第一リフトを離れ、登山道に入っていく。整備され踏みならされた道を進む間に、いくつかの草花を写真に撮るなどして上っていく。程なく林道に出た。このあたりにお目当ての「オオヤマレンゲ」があって、しばし休憩時間をとりながら「山の貴婦人」を堪能した。

 林道の登山口入り口の標札から登りにかかり急登をゆっくり歩く。木立の中を抜け、風のとおる見通しのよい所に出た、霧でどこも展望できない。ここで星生山、阿蘇五岳が見えるはずだった…。見せかけのピークを過ぎ猟師岳頂上に着く。このあたりもミヤマキリシマがそこらここらに群生している。もちろん開花時期は過ぎていた。

 この猟師岳から合頭山へは稜線歩きとなる、天気ならば黒岩山を正面に見ながら歩くコースだ。ここでも又「霧が晴れていたらなあァ」とつぶやく。

 猟師岳南峰展望所分岐に来た。時間もあるし、せっかくなので立ち寄ることにする。歩きやすい笹道を15分ほど下ると、何にも見えない展望所に着いた。「霧の展望所だ!」などと冗談が出ていて、皆さん全くめげていなかった。ここは天気がよければ立ち寄る価値があるだろう。正面に牧ノ戸レストハウス、沓掛山、左に黒岩山の眺めは壮観だと思う。

 登り返して分岐点に戻る。合頭山への道を下りながら、正面の登り返す道が目に入ってくる。登山道の笹道は踏み込まれているので歩きやすい。「スキー場への下り分岐点」を過ぎ、穏やかな登りの道を進む。

 登り着いたピークには「合頭山はこちら」との看板があった。左に目をやると「あれやな!」と思わせるピークがある。下り登りを二回繰り返して合頭山頂上に着いた。頂上はちょっとした広場で、隅にチョコンと合頭山の札があった。’九重の忘れられた山’という自嘲気味な雰囲気を感じた。でもこれがカワユイのだ。ここでしばし昼食をとった。

 30分ほどで食事を切りあげ下山にかかる。先ほどのスキー場下り分岐まで戻り、木立の樹林に入る。程なく雨が落ちてきたのでカッパを準備する。ものの15分ほどでスキー場に着いた。そしてリフト最上部に出た。ここからゲレンデの急な下りの草の上を歩いて降りた。スキーならばウエデルンで降りていくんだろうなと思いつつ下っていった。この頃雨は上がっていて、脱いだカッパを手にしながら歩く。出発点レストハウスが目の前にぐんぐん近づいてくる。そしてあっという間に出発地に着いた。

 今回は4時間弱の山行でしたが、オオヤマレンゲを見られたこと、たっぷり汗をかいたことなどで充実感を感じました。(K記)

(写真)

スキー場の端を登る/スキー場から森に入る

林道にでた、花を探す/花より人が多い

オオヤマレンゲ/猟師岳へ向かう

ドウダンツツジ/名残のミヤマキリシマ

ニシキウツギ/林道から30分で猟師岳到着

合頭山へ向かう/南峰へ寄り道するも景色見えず

合頭山でお昼/記念写真

草原の小道を帰る/スキー場を転がるように下る

    *2022年6月4日(土)【九重連山 扇ケ鼻】

        (赤川コース:レベル B

・天気:快晴 ・参加者 16名 *清掃登山を兼ねる

 

七瀬公園 その他から車に分乗して7:30赤川登山口に集合したが駐車場は満杯で入口の道路までいっぱいのあり様。ミヤマキリシマのシーズンということで福岡、宮崎など県外車も多かった。

天気は大変良くて振り返ると傾山・祖母山から阿蘇五岳が一望できて、前回登った阿蘇山の位置状況がよく把握できて良かった。

お目当てのミヤマキリシマはちょっと残念だった。登り始めは咲き終わった花柄で花は少しだけ、途中の樹林の陰は結構花が見られたが、頂上付近になるとまだ殆ど固いつぼみで咲く様子には見えなかった。扇ヶ鼻を下がって肥前ヶ城との谷間の素晴らしい景色も今年は残念だった。昨年の夏からの高温少雨の影響なのですかね。

それにしても6月になって新緑というのはおかしいかもしれませんがその深緑の素晴らしさには驚かされました。

山頂はさすがに涼しくお昼ご飯をおいしく頂きました。全員事故もなく無事に下山できて何よりでした。皆様本当にお疲れさまでした。(O)

*追記:Oさんから大量の玉ねぎの差入れがあり皆で分けてお土産にしました。

何時もありがとうございます。

 

(写真)

腰の白いモノはゴミ用ビニール袋/添ケツルから景色が良くなる

阿蘇に向かってバンザイ‼/最後の一登り

扇ケ鼻の台地に出る/虫害発生、花付きは良くない

扇ケ鼻斜面も花付き不良/展望所の斜面はキレイ

お昼休み/記念写真

清掃登山の成果/Oさん差入れの玉ねぎ

 

*清掃登山報告

今回の山行は、労山全国連盟の呼びかけに答え清掃登山も兼ねている。

腰にビニール袋を下げ、チョット見異様な風景。

登山者の意識が向上している証か、総じてゴミは少ないと感じた。

大物はコーラのビン、タオルぐらいであとはテープの残がい、マスク、お菓子袋等。

(容量10L、重量1kg

2022 5/21(土)曇り 【阿蘇:高岳・中岳周回コース】 

                           参加者24

 

前回は雨で中止なったコースを再度チャレンジとなったが、今回も微妙な天気で午後から回復するとの予報を信じてとにかく決行の運びとなった。

 815分予定より少し早く仙酔峡登山口を出発した。先ずは花酔い橋を渡って行くとミヤマキリシマの群落の中に入る、花はぽつりぽつりだった…時期が過ぎたのかと思ったがどうやら蛾の幼虫の影響もあるのではと。少々がっかり

 まもなくして仙酔尾根にとりつく。大人数のため2班に別れてスタートしたがこの尾根は通称馬鹿尾根とも呼ばれているらしい。その名の通り馬鹿みたいに急斜面(最大斜度45度)の岩場の連続でストックも役に立たず喘ぎながら2時間少々で仙酔分岐に到着、よく頑張った。

 途中はガスで視界はゼロだったが分岐ではガスが取れて根子岳の岩峰に歓声が上がる。疲れたけど私にとっては浮石も少なく、しっかりした尾根で以外と登りやすく感じた。

 分岐から天狗の舞台方面へ、月見小屋を経由して阿蘇山最高峰の高岳標高1592m【語呂合わせで肥後国(ひごくに)】に到着。まさしく火山の山らしく山頂からの景色は樹木一つ無く、周りは灰色の世界が広がっていた。自然の力の凄さを目の当たりに感じる絶景だった。さすが九州に5個ある日本百名山の一つである。

 下山は中岳の噴火を眺めながら火口東展望所へ、ロープウェイ跡地のそばの長いコンクリートの下り坂を膝が悲鳴を上げながら何とか無事に仙酔峡登山口に到着した。全行程6.7㎞、5時間30分の山行、皆さんお疲れさんでした。

 今回も山登りして良かったなと思う連続でした、ありがとうございました。                          (H 記)

(写真

ガスで辺りは真っ白/やっと中間点

ガスが晴れてくる/マイヅル草

バカ尾根の一番苦しい所/ミヤマキリシマ

虫害のミヤマキリシマ/雲海に浮かぶ根子岳

月見小屋前でお弁当/高岳山頂(1592m)

灰かぶりの火口周辺/東尾根展望所へ続く道

今は昔のケーブルカー跡/コンクリーと道の長い下り

2022 5/7(土)曇り 【笠松山】健脚コース   参加者20人   「祖母・傾縦走」でもしない限り、わざわざ笠松山に行く人は少ない。その笠松へ九折登山口(豊栄鉱山跡)から山頂を目指す。往復8時間、地味な割に行程の厳しい山で標高差1200mの健脚コースである。連休の後半、天気はまあまあのようだ。

 7:30出発、すぐに三尾コースと分れ九折川に沿って山腹を這うように進む、カラ谷や水流のある谷をいくつか渡ると左下に「芥神の滝」が見えてくる、少し先でカンカケ谷にでる(ここまでが序盤・1時間10分)。岩ゴロゴロの中を150m遡行して対岸の山腹に取付く。ここから林道まで40分が九折ルートのハイライト、岩を捩り、木の根やロープに摑まり四つん這いで登る、前後の仲間を励まし励まされ林道にとび出る。一気に高度はかせぐものの体力の消耗も半端ない(登山口から2時間15分)。もう一頑張りして九折越に着いた時にはもう山頂に着いた気分だった。

 体調のすぐれない数名を九折小屋の留守番に残し本体は笠松へ向かう。植生が変わりこのあたりはブナが多い。新緑に癒されながらピークを一つ二つ三つ越え四つ目のピークが笠松山頂(12:10)。期待したアケボノツツジはほとんど終わっていたがミツバツツジは楽しむ事ができた。登って来たロープだらけの岩場を下りるのは気が重たいが、皆で声を掛け合いながら無事下山することができた。

【番外編】

 この日(5/7)は図らずもと云うか、偶然というかMさんの〇〇回目の誕生日との事、本人が照れるなか山頂で万歳三唱して皆でお祝いしました。

(後でMさんからバームクーヘンが配られ美味しくいただきました)

                      (記 N)  

(写真)

7:30出発/青い橋を渡る

ヤマツツジ/カンカケ谷を渡る

九折越で大休止/傾山

ミツバツツジ/集合写真

笠松山頂/お昼

バームクーヘンいただきます/下りも大変

女性組の遊び心

20224/16(土)晴れ【一ノ峯・二ノ峯・冠ヶ岳 周回コース】

・参加者28

毎回例会の後に「次こそは、めずらしいYさんと言われないようにしよう」と思うのだが、今回も4か月ぶりとなってしまった。周回コース大丈夫だろうか?と少し不安な思いもあり。しかし、先週登った知人に「踏むほどリンドウがあるよ」「オキナグサも咲いていたよ」と聞いていたので楽しみに今日の日を迎えた。

数日前の雨と昨夜までの風が、最近の霞んだ空気を洗い流し吹き飛ばしてくれたかのような快晴(晴れ男Aさんの参加のおかげもあり)に恵まれた。少し肌寒いが山登りにはちょうど良い感じ。

835分)歩き始めてすぐの一ノ峯までのなだらかな道や振り返っての景観を見て、不安は早くも払拭される。足元を見るとたくさんのわらびを発見、採りたい思いを我慢しながら歩いていると可愛いすみれ発見。写真に収めながら歩いているうちに、早くも一ノ峯に到着。そこから二ノ峯までの美しい稜線にうっとりしながら歩いていくと、今日お目当てのオキナグサを発見。一株一株が石で囲まれていて大切にされているのを感じた。

二ノ峯からの道もショウジョウバカマ・キスミレ・ハルリンドウなどの花や、時折ウグイスの声に癒されながら気持ちよく進む。見上げるとさっき遠くに見えた鉄塔、そこからひと登りして俵山との分岐を右へ。30分ほど歩いて地蔵峠との分岐に到着、ここから阿蘇山方面がちらりと見え元気をもらう。馬酔木や早咲きのミヤマキリシマを見つけながら歩いているうちに、冠ヶ岳に到着(1150分)

ここで、360度のパノラマを満喫しながらの贅沢なランチタイム。皆さん思い思いにお弁当を広げる中、久しぶりのMさんとYさんとベンチに陣取って昼食をとる。話の中でMさんより、「座っているベンチも冠ヶ岳の標識もNさんという方がつくったんだよ!」と教えていただく。「すごいね」と言って振り返ると、「Nさんがいらっしゃる!」とMさん。その偶然にびっくりだが、私としては、そんなことをよく知っているMさんにびっくりした。話はそれるが、今日は、駐車場が2つに分かれてしまったのだが、上の駐車場から下の駐車場に走って降りてきて登山口を教えてくれたのがMさん。鉄条網をくぐる場所があったのだが、みんながくぐりやすいように支えながら最後の人まで待ってくれたのもMさん。Mさん、本当にありがとう(^▽^)/

おなかもいっぱいになり、いよいよ下山。青空の元、さえぎるものの何もない景色や花を堪能しながら気持ちよく歩いていく。しかし、気になっていたわらびになかなか出会えない。このまま、会えないのかと思いきや、とうとう見つけたわらびの群生地。斜面を下りながら嬉々としてわらびを採り、今日の山行は大満足のうちに終了(1410分)

わらび探しに熱中したためか、また久しぶりの山行で皆さんと楽しく会話しながら歩けたからか、今回は下山の膝痛もなし。この調子で「めずらしいYさん」の名前を返上したいなあ。(Y記)

【写真】

周りはワラビだらけ/一ノ峰が見えてきた

一ノ峰到着/一ノ峰から二ノ峰へ向かう

二ノ峰到着/翁草

縦走路に出た/縦走路から阿蘇を望む

冠ケ岳到着/登って来た一ノ峰、二ノ峰

昼食風景/②昼食

冠ケ岳記念写真/牧野の中を下る

20224/2 ()晴【鶴見岳一気登山(ハーフコース)】

レベルA(参加者18人)

 各地で桜の満開の便りが届く中、別府鶴見岳一気登山ハーフコースを歩きました。何度か一気登山に参加しましたが、いつも鏡川の桜は終わっていました。

 今回の山行は一気登山より一週間早く計画してくださったので、桜の満開の時に歩けるのではないかと、4月の計画の連絡があった時から楽しみにしていました。

 歩き始めると、鏡川から鶴見岳ロープウェイの高原駅まで始終満開の桜の中を歩くことができました。青空と桜の薄ピンクと菜の花の黄色。今年のお花見は、沢山の桜やお花、多くの種類の桜を一度に楽しむことができました。

8:40、長澤会長からコースの説明・点呼後出発です。

9:40、的ヶ浜でお約束の海水に登山靴タッチ、お天気で海面はキラキラとしていました。海水タッチをすると一気登山の気分も高まります。鏡川に沿って満開の桜の下を歩きます。菜の花もツツジも競うように咲いていていました。今までで一番きれいでした。

10:30、南立石公園で休憩、トイレとオヤツタイムです。

11:15、紅葉谷で、またまた休憩オヤツタイムです。キツネノカミソリの葉っぱも確認できました。休憩中、コブシとモクレンの見分け方を教えていただきました。花の下に葉っぱがあるものがコブシで、ないのがモクレンだそうです。新芽も綺麗で、四季を通して楽しめる場所なんだろうなと思いました。

11:25、九州横断道路をくぐって最後の登りです。今季初のハルリンドウやヒトリシズカを見る事が出来ました。

11:40、鶴見岳ロープウェイ高原駅に到着です。桜を見ながらのランチです。一番ビックリしたのは、福寿草が咲いていたことです。何度もここから鶴見岳に登っていたのに知りませんでした。高原駅から鶴見岳に登る時の楽しみが増えました。

 下山は、紅葉谷までは登りと同じ道でしたが、途中から海に向かってどんどん下っていきました。私はどこを通っているのか、わかりませんでした。ナビも使わず、地図だけでコースがわかる長澤会長が羨ましかったです。

13:45、別府市役所に無事到着しました。

 ハーフコースでしたが、登りも下りも歩いたので13kmくらい歩いたようです。思っていたよりも疲れました。今日も楽しい山行をありがとうございました。(M 記)

(写真)

海抜0mから出発/境川取付き

桜も、菜ノ花も満開/爽やかな河川敷歩き

河川敷の途中で振り返る/ツツジも花を添える

左・右と渡り返す/中間点の南立石公園を横切る

急な登りもある/杉林に入ると目的地は近い

ロープウェイ高原駅に到着/ケーブルカーと桜

 

ひな壇で昼食/花のなかで記念写真

2022年 3/19()曇りのち小雨 【小門山】レベルB (参加者22)

 天気予報では、曇りだったが雨にならなければと願いながら出発する。

 目的地の成仏寺駐車場には9時到着、トイレを済ませ915分お寺の脇から登山開始。

 直ぐ小門牟礼城址跡の案内板があり進む。ほどなく植林帯があり、堆積した小石と落ち葉、頭上には、可愛い薮椿の花を観つつ登る。20分で広場につく、果樹園になっており衣服調整をする。その先には、大きな岩がありそれを巻いてのぼる。尾根にでるとジグザクの急登になる。14曲がりから始まる看板を目印に、前日の雨で滑りやすくなった道を、ロープを伝って登る。

 1030分に、城郭が残る山頂に到着だ。テレビ塔があり広々としていた。姫島や周防灘から山口方面が見え、反対側に立つと両子山も見え、良い眺望でした。軽いおやつをとり山頂を後にして下る。途中広い場所があり早めの昼食とする。

 分岐から「御所ノ陣」方面への尾根に入ると踏み跡がうすく道迷いしそう、テープをつけつつ進む。隠砦を経て、展望台の方に行き、景色を見ていると雨が降りだし、雨具を着ける。 

 1230分御所ノ陣に着く。かなり広い台地で、戦国時代には田原氏と大友氏の戦いで、お姫様達が逃れた場所との事。少し下ると大岩、その先には、バスと乗用車の廃車があり、そこから30分位で駐車場に着く。

帰路、東光寺(長澤光子さんの実家)に寄り、お参りさせて頂きました。敷地も広く立派な門構えの曹洞宗のお寺で、お茶とお菓子をいただく。一服して、住職さんのお話を聞いて、心穏やかな時間を過ごさせて頂きありがとうございました。

途中からの雨も小降りで、楽しい山行でした。 (l)

(写真)

成仏寺前で勉強会/下山路は向かいの尾根を周回する

14曲がりの急登が続く/あともう少し

山頂風景/海上に姫島が見える

写真準備中/記念写真

昼食風景/隠砦

御所ノ陣/おまけの東光寺

20223/5()晴 【ふきくさ山】レベルA・参加者23

 830分大分組、別府組が「JA飯田高原ドライブイン」で合流、阿蘇野方面へ向かう。ほどなく飯田高原別荘入口の看板を左折し登山口へ着く。 

 本日ゲスト参加の谷口様のご紹介、さらに人数確認の後、出発する。冷たい風が木々の間を、また上空を吹き抜け、とても春とは思えない寒さである。

 林道を10分くらい歩いた所で右側に赤テープを見つけて山に取付く、案内板がないので少々不安。それでも僅かな赤テープを頼りに、杉や赤松をすり抜け何とか尾根へ。尾根へ出ると根雪があちこちに…。登るにつれて雪は増え、足元も凍っていて気を付けないと滑る。風は春風にあらず木枯らしそのもの、冷たい。

 やっと、「ふきくさ山」1309mの頂上の標識を見つける。1023分、時間的にもまだちょっと早いので、もう少し先の暖かそうな所で昼食にしようと言うことで、前進。見晴らしのいいピークを見つける。霞んではいるがくじゅう連山が一望、このピークには立派な落葉松(カラ松)が黒々と立ちはだかり、冷たい風を黙々と受けていた。感動!

 三々五々、日当たりのいい、風の来ない所を選んで昼食…記念写真を撮って下山。

 長い長い列がどんどん下って行く。1224分登山口へ下山。いつの間にか下界は、春らしい陽射しと風に包まれていた。皆さん、大変、お世話になりました。(F記)

(写真)

さあ、出発/10分程林道歩き

急登を登り切り一休み/残雪がでて来る。

楽しい尾根歩き/展望のない「ふきくさ山頂」

モデルさんは人気モノ/先の展望所まで行く。

展望所から久住を望む/振返って「ふきくさ山」

記念写真/雪と冬枯れの木々の中を下山


2022 1/15(土)晴れ 【鹿鳴越縦走】レベルB 参加者23

大分労山2022年初山行は、鹿鳴越縦走。私は、20183月に山行で登った以来でずいぶん久しぶりに登る。2018年に登った時とは、コースが少し違うのでワクワク。

 今回は地元の日出町に住む会員Nさんに案内していただいた。天気にも恵まれ、気持ちの良い澄んだ冬の空気を大きく吸い込んで、山田湧水登山口を出発。ザビエルが歩いた道「西鹿鳴越道」を登る。途中、石切場の跡など見て、昔石畳の道だったのか、石がゴロゴロしている登山道を登って行く。途中、眺望の良い場所に出て、別府湾や高崎山等を眺めて休憩。そこから少し歩いて西の峠へ、本日1座目となる七つ石山を目指す。

 約15分くらいで到着。三角点もあるこの山頂からも太陽の光が反射してキラキラした別府湾や大分市がさらに良く見える、素晴らしい眺望に感激し、メンバー皆、思い思いに写真を撮る。この辺りから雪が少し残る登山道と変わる。2座目の板川山を経由して、林を抜け古城山へ向かう。途中登りにくい場所が1か所あったがロープがあり、問題なくクリアして山頂へ。本日三座目の古城の山で昼休憩となる。

 良い景色を眺めながらのご飯は美味しい。エネルギー補給を十分して、東の峠(鹿鳴越)を経由して、百合の山へ。四座目の百合野山にも三等三角点があり、眼下に日出の町を眺めることができた。

 ここからは、登山道を下り、林道に出て城山へ向かう。本日最後の山のピークとなる城山は、神社や仏閣の跡があり、本日一番の眺望が素晴らしい山でした。日出の町から別府湾、大分市まで見え、本当にお殿様になった気分でした。城山から奥の院を経由して車を止めたところまでの下山道は岩場でなかなかの急坂もあり、ロープを使って下るスリリングな箇所もあり、緊張しましたが楽しく歩けました。良い初山行になりました。

 案内していただいたNさんと企画してくださった会長、一緒に登ってくださったメンバーの皆様に感謝です。(久記)

(写真:長澤)

出発前のミーティング西鹿鳴越は登り一筋

木陰には一昨日の残雪あり七ツ石山(大分百山)

板川山山頂由布と鶴見

高崎山と別府湾古城山

古城山も眺望良百合野山

城山/足下に日出町が一望








 花の写真集

本谷山のあけぼのツツジ
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擬宝珠山のカタクリの花
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妙高山のサフラン
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一の峰のマツムシ草
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大船山の紅葉
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