2017年12月17日(日)曇/晴《九重やまなみオルレ》 17名
早々の寒波到来で長者原は一面の雪景色になっている。
九州オルレ・やまなみコースを長者原から夢大吊橋へ向かって歩(11km・4Hコース)。山歩きはほとんどなく平地のトレッキングになるので楽かと思ったが平地歩きも結構疲れるものだ。
出発前「くじゅう飯田高原観光案内所」に寄ってオルレの地図をもらいルート勉強をして出発する。
前半の雑木林や牧草地は新鮮で面白いが、後半の田圃道は単調で飽いてしまった。
お昼を「九重やまなみ牧場」でとる。遠慮しながらお願いすると店の休憩スペースの使用を許される。靴に付いた雪が溶けて床を汚してしまったが「気にしなくて良い」との事、一同いたく感謝感激。
世間では嫌な事件ばかり起こっているが、先の鯛生金山と云い、今回のやまなみ牧場と云い「世の中捨てたものではないなぁ」、来年も頑張ろう。
2017年12月14日(木)曇り 渡神岳(1150m) (14名)
中津江山系の渡神岳に登る。椿ケ鼻ハイランドからが普通のようだが今回は東側の石建峠から山頂を目指す。急傾斜・直登の連続だが最短で山頂に立つことができる。
442号線で小国を抜け中津江の鯛生金山の先から9号線に入る。細いクネクネ道30分で石建峠だ、峠まであと1kmで雪が多くなったのでスノータイヤを着けてないNの車にチェーンを着ける。男手がいくつも有るし後ろからの女性陣の激励のおかげで10分で装着完了、安心感が全然違う。
無雪期は登り40分程のコースだが雪があり凍っているので50分かかり山頂に着く。
下山はより慎重にと声を掛けあいながら下ったが結局滑りこけたのはNだけで皆上手に歩いていた。
山中は風が冷たくじっとしておれないので鯛生金山まで戻りお昼にする事に、土産店の人も奥のレストランの人もとても親切で無料休憩所を案内してくれ一同いたく感謝・感激。
道中が遠くて「もう二度と来ないわなぁ!」と云っていた仲間も、春には又遊びに来たい気持ちになっていて、人の情けが心にしみる山行だった。
《写真上から右》
(上)出発前Kリーダーの説明を受ける。/新雪(2cm)を踏みしめて‥/傾斜ますますきつくなり鎖も出てくる。
(下)木の枝、鎖を頼りに四つん這いで登る。/山頂(1150m)眺望あまり良くない。/短いコースながら行きも帰りも大変。
2017年12月2日(土)へべ山・日向岳(由布山麓) 16名
夜は忘年会があるので軽いトレッキングとして由布山麓を歩く。何の変哲もない丘のようだが東登山口から見上げるとへべ山も日向岳もそれなりの山容をしている。
一昨年アクシデントで途中下山しているので今回は念願の再チャレンジと云う事になる。
東登山口から直登すると1080mあたりで日向分れからのトラバース道と合流する。ここから横歩きとなり浅い谷を二つ渡るとへべ山分岐、右折して3分でへべ山(1153m)に着く。
鈍頂な頂は古い石柱がポツンと在るだけで少し拍子抜けする。紅葉が終り落葉した木々を透かして由布の剣ヶ峰がマッターホルンの様にとがって見える。
せっかくなので塚原コースとの合流点を確認する為もう少し足をのばす。引返す途中一昨年の転倒現場を確認し、お祓い・お浄めの儀式をする。
日向岳(1085m)を周回して14:00に下山、山行のみで帰る人を見送り忘年会会場へ向かう。
(写真)
檜林を抜けトラバース道と合流する。/山頂(へべ山)の標柱を確認。/由布岳の剣ヶ峰を見上げる。
へべ山で集合写真/塚原コースに合流、地形の勉強会/日向岳山頂
草モミジが黄金色に輝く飯盛ケ城と由布岳
《夜の忘年会》15人
下山後忘年会参加組はSさん宅へ向かう。Sさん自慢の露天風呂に三々五々入り準備は万端。まだ日の高い16:30からKさんの司会で忘年会が始まる。料理長は今年もAさん、山にも登らず2~3日前から仕込みをして皆感謝感謝!
詩吟あり、手品あり、歌踊りで大いに盛り上がる。泊なしで帰る人を見送り、宴は2次会、3次会と続いた。
2017年11月25日(土)屋山(国東)543m 16名
国東峰道トレイルT-3コースの一部と屋山を組合わせての山行。
並石ダムから出発、屋山の裾を廻って進むと長安寺の上に出る、春にはシャクナゲで有名なお寺だが、今の時期はモミジが見頃のはずだ。お寺参りは後にしてとりあえず屋山の山頂を目指す。
林道終点から尾根に取付き急坂を登ると平らな山頂に着く。途中竪堀があり城(砦?)の機能をはたしていたようだ。
山頂からの展望は素晴らしい、弁当を取り景色を楽しんだら下山、長安寺境内のモミジは丁度見頃で観光客も多い。
ここから天念寺まではもう少し、野イチゴを摘み柿をとり遊びながら駐車場に着いた。
2017年11月3・4・5日 屋久島 Y他13名
3年ぶり2回目の屋久島に行くことができました。
今回は、友人のつながりの仲間14名でお邪魔しました。
初日は、太忠岳を予定していましたが、天候不順と体調に不安があったため(前日の寝不足)途中撤退し、屋久杉ランドを堪能し、島内観光をしました。
2日目は、小雨の中、白谷雲水峡を歩き、太鼓岩まで登りました。青空は見られませんでしたが、前日のたっぷりの雨でみずみずしい苔むす森を歩くことができました。屋久島のエネルギーをたくさんもらって、しばらくがんばれそうです。
2017年10月8日(日) 高千穂の峰 Y他7名
1年ぶりの霧島は、新燃岳噴火の入山規制のため、高千穂の峰に登ることにしました。昨年は友人と2人でしたが、今年は総勢8名で山頂を目指します。3歩進んで2歩下がるをクリアし、壮大なお鉢を見ながらみんなでわいわいと楽しく登りました。
(昨年は韓国岳に登った後だったので息も絶え絶えでしたが・・。)
下山後は岩崎ホテルの林田温泉に入って帰りました。
2017年11月16日(木)晴天 湯沢台縦走(B) 15名
湯沢温泉(新潟)は遠いけど湯沢台は近くて面白い。久々に平日山行として湯沢台を縦走した。
吉部から坊ケツルに通じる一般的な登山道から始まる。ほとんどの広葉樹が葉っぱを落としているので見通しがよい。
坊ケツル入口分岐から30分は急登となり最後は道が無くなってしまう。ヤブ漕ぎをして強引に上がった台地が「見晴ケ丘」だ。360度展望が利く。
大船山頂部が白く見えるのは霧氷なのだろう、ここからアップダウンを繰り返しながら北に向かう。ニセ湯沢台―上湯沢台―下湯沢台―湯沢台とつながっている。
最終の湯沢台は苦戦した、林の中にある鈍頂な広場でなかなか分かりにくい。15分程徘徊し次回の宿題に残そうかとあきらめかけた時皆の団結力でたどり着く事ができた。
低山の縦走だが十分達成感を味わう山行だった。
2017年11月12日(日)三方岳(宮崎県西彼杵郡椎葉村大河内峠)
参加者:6名
6時半前に大分を出発、10時前に登り始める。歩きやすい尾根の登山道、幾つかのピークを越え、最後に200m程の登りで山頂に。
山頂付近は紅葉は終わっていたが、1,000m付近は今が丁度良い色付きだった。
2017年11月5日(日)晴天 由布山麓:飯盛山 レベルB、6H
参加者17名
10月中旬以降、雨-台風-雨-台風で山上の紅葉を見逃してしまった。
名残の紅葉をもとめて由布山麓ミステリールート探索に出かける。
重見字部落の上に車を止め出発、林道から空谷を横切り尾根に取付く。後は急登の道なき道を登りつづけて2.5H、池代の台地にようやく到着する。
正面ルートから山頂までの標高差が約800mで今回ルートの標高差が700mなのだがこちらがキツイと云う参加者の声が多い。これにヤブ漕ぎがあったらヘトヘトになったかもしれない。やはり道の有る無しは負担が全然違う。
昼食後は池代散策をする。池代には「昔地元の人が雨乞いの儀式をしたとか為朝杉の伝説話」があるようだ。
ここまで来たので本命の飯盛山にアタックする。頂から由布西峰を仰ぎみる景色が新鮮で面白い。上部の紅葉は終了していたが1000mあたりはきれいだった。
急登の連続でキツカッタが、それもまた楽しむ山行だった。労山の女性陣は本当に元気がいい。
2017年10月28、‾29日 「英彦山」青少年の家 参加者:5人
2年に1回九州各県連持ち回りで行われている「元気の出る集会」に参加してきました。
当日は台風の真っ只中という生憎の天気でしたが九州各県から130数名の参加があり盛大な交流会になりました。
遠く鹿児島からも20名が参加。「明日は台風に向かって5時間かけて帰る事になるんですよ」と云いながら元気いっぱいの笑顔をみせていた。
初日(28日)は分科会、交流会と予定通りの進行で執り行われた。翌日(29日)雨風ますます激しくなり緊急の代表者会議の結果、解散式を朝にして後の行動は各会の判断に任せるとなった。
遠くから来ている会員は少し里心がついて早めに帰りたいと云う意見が多かったようだが大分の5人は意気軒昂で「少しでも危険なら引き返す」を確認して山頂に行く事にする。
天候を考え高住神社から北岳―中岳(山頂)-下山は野鳥観察路の周回コース(最短コース:3.5H)にする。雨の日でも山に登る事は時々あるが台風の中を山に登るのはめったにある事ではない。
結局他のグループは誰も登ってこなくて物好きなのは私達だけだったようだ。途中の紅葉は素晴らしかった。
2017年10月7日(土)曇り 八面山(659m) 参加者17人
中津市のシンボルとして市民に親しまれている八面山に登る。散策路が多数ありその時の体調に合わせてルートを選ぶことができるようだ。
車を少し上にあげ「イチイガシの林」近くに車を止め山に入る。直ぐナメ状の滝が現れるがこれは無名の滝だ。修験の滝は急登を登った先にあり昨日までの雨で水量が多く迫力がある。
ここは「修験の道探訪コース」と云われるだけあって歩きにくく岩場と急登が続く。1時間程で車道に合流し北峰に寄る。展望を期待するがガスで下界は真っ白状態。小池の横を通りアップダウンを繰り返しながら進むと山頂「しょうけのはな」に着く。下界は何も見えない。
ならば三光村のコスモス祭りを楽しもうと気持ちを切りかえ下山する事に、ところがここも開花は一区画のみでほとんどツボミ状態、がっくりガッカリ。次回に期待する山行だった。
車道もガスに覆われている/ガスの中で山頂記念写真/渋柿か甘柿か? 試食するSさんの顔を見て皆取るのを止める。
9/30〜10/5 奥穂高岳・唐沢・焼岳 参加者5名
(10/1 )
神戸港から飛騨高山経由で上高地に到着。河童橋を渡り、散策をしながら明神池から明神館を目指す。
(10/2)
午前4時半、明神館を出発。樹々の間から明けていく空を眺めながら2時間、横尾山荘に着く。ここで朝食。本谷橋から涸沢ヒュッテに向かう途中で雨になり、レインウエアに着替える。涸沢ヒュッテからの紅葉に見とれながら大休止して昼食。雨は止む気配もない。予定を少し遅れ気味であったが、難所のザイディングラードも無事切り抜け(黒岳や天狗岩での訓練のおかげと思う)、穂高岳山荘に到着。しかし雨が激しくこの日の涸沢岳の登頂は断念する。
その代わり、大正13年創立の穂高岳山荘でゆっくり過ごす。乾いたタオル、湯たんぽなどの心配りがうれしい。談話室の雰囲気も暖かく心地よい。
夜半から暴風雨となる。
(10/3)
雨は止まず、目の前にあるはずの奥穂高岳山頂も見えず、登頂は困難と判断し、午前6時半下山、来た道を折り返す。途中、横尾山荘でカレーやラーメン、徳澤園でアイスクリームと上高地グルメを堪能しながら、梓川沿いにこの日の宿西糸屋山荘を目指す。
この日も快調に9時間歩いている。これも日頃の訓練の賜物である。
(10/4)
天気は晴れ時々曇りの予想。焼岳を目指して、西糸屋山荘を7時半に出発。みんな筋肉痛で足が上がらず行程は遅れ気味。心配していたハシゴや鎖も、訓練で十分経験している我々は難なく通過。頂上近くになって足の痛みも軽くなる。
焼岳山頂は、硫黄の匂いに包まれ雲の間から2,444mの眺望が広がる。
下山は予定を変更して中の湯温泉口へ。紅葉の谷をカモシカのように駆け下りて2時間半。登山口で運よくタクシーと遭遇、上高地まで戻る。
予定より早く戻れたので、入浴の後、梓川沿いのカフェでコーヒーとケーキのひととき。目の前を観光客に混じって猿の親子づれも通る。
この夜の上高地は大きな満月でした。
2016年9月24日(日) 久住中岳・天狗岳 (曇り) M単独
長者原(6:00)→北千里(7:45)→くじゅうわかれ(8:30)→天狗ケ城(9:00)→中岳(9:30)→法華院(11:24)昼食→雨ケ池(13:00)→長者原(14:00)
・行動時間 …8時間 ・歩行距離…15.3km
先日の台風の雨で、登山道が荒れているかもしれないと、思っていましたが、今回のコースはあまり影響がなかったようです。(くじゅうはどの登山道もそうなのかしら?)
竜胆、山ラッキョウが花ざかりでした。紅葉にはまだまだ早いようです。長者原のススキも楽しみにしていたのですが、まだ穂が開いてなかったです。
法華院の牛丼は、ボリュームたっぷり。大食いの私でも満足でした。デザートに山小屋団子(芋あん)を食べたからかもしれませんが‥。
青空を期待してましたが、ずっと曇りでした。少し残念です。
【反省】
法華院でのランチを楽しみにしていましたが食事ができあがるまでの時間がもったいないような気がしました。一人だと、暇を持て余します。一人の時は山小屋団子だけにします。場所を占領するのも他のお客さんに申し訳なかったです。
2017年 9月23日(土) 宮崎県西都市地蔵岳 参加者:5名
宮崎県西都市に位置するコウヤマキで有名な九州百山に登る。
杉の植林地の急登を登り始め、植林地を過ぎても一層急登は厳しくなり、秋も近いと言うのに皆大量の汗、山頂は展望は無く残念?下りはより一層慎重に、注意を払い、また大量の汗、予定通り大分に6時半に帰り着く。
2017年9月18日(月)晴れ 久住高原、雨ヶ池
参加者:12人
台風一過、有志で雨ヶ池までハイキングに出かけました。山ラッキョウの花を期待していましたが、昨日の大雨で水没したのか一本も見ることができませんでした。でも何と、雨ヶ池は水を満々と湛え、左手の窪地にも新しい池ができていました。今だけのようですが。
帰りは、タデ原湿原、長者原ビジターセンターと巡り、マツムシソウ、ヒゴタイ、アケボノソウなど、初秋の花々溢れる久住高原を満喫しました。
期間 2017年9月1日~6日 南アルプス 北岳・鳳凰三山 縦走
参加者:2名
(9/2) 夜叉神の森登山口 8:30----9:42 夜叉神峠----11:11 杖立峠----13:15 苺平 、13:50 南御室小屋----15:30 薬師岳山荘
甲府で前泊し朝 7:05 発の登山バスに乗車、ホテルがバス停の前だったのでのんびりと乗り場に行ったら列の最後尾でした(詰めがあまかったよう~) 。車掌さんにお願いして乗車口のステップに着席と相成りました。夜叉神の登山口からいきなり急登の始まり、シラビソの林を抜け苺平まであえぎあえぎ登り、やっと勾配も緩くなったころ「南御室小屋」に到着。予定ではここで宿泊のつもりでしたが 薬師小屋が開業しているとの情報を得て、小屋の御主人に丁重にお詫びを入れて、一泊目を薬師小屋に変え先に進みましたが、ここからもなかなかの急登。砂払岳に登りつくと辺りは砂礫帯に変わり北岳が全面にそびえ、富士山のお姿もバッチリ! 眼下に薬師小屋が見えました。新装の小屋は木の香りにみち、布団も新しくて快適でした。
(9/3) 小屋 6:08 発----7:00 観音岳----8:10 アカヌケ沢の頭----9:13 地蔵岳、オリベスク 10:37 高峰----11:25 白鳳峠----14:15 白鳳峠入口
前日距離をかせいだおかげで気持ちにもゆとりがでて、空は快晴!。北岳や八ヶ岳等360度 の展望を楽しみながら薬師岳・観音岳・地蔵岳と鳳凰三山巡り、しかしお楽しみはここまで。全面に甲斐駒を見ながら早川尾根方向に白鳳峠を目指すのだが、徐々に下ってくではないか。目線の前に高峰のピ-クがお邪魔、登ったと思ったら前衛峰やった(甘くないね~) 。白鳳峠からは標高差 1000mほどのげきくだり、またまた甘くないゴ―ロ帯をひたすら降りながら、明日また北岳に登るなんて無理無理、勝沼でワイン三昧しようか~なんて考えよったらこけた----痛い。打ち身の左腿をさすりながら、それこそ転げ落ちる様に白鳳峠入口に着地! 。広河原山荘の食事は洒落たフレンチでワインの食前酒付! すっかり気を良くしたバカな私、疲れも忘れ明日の北岳登頂に意欲満々となったとさ!
(9/4 )山荘 6:08 発----8:40 大樺沢二俣----11:40 八本歯のコル----12:54 池山吊り尾根 15:35 北岳----16:00 肩の小屋
広河原山荘で一緒だった二組のご夫妻と前後しながら大樺沢二俣へ、小太郎尾根へ上る計画でしたが梯子の方がおもしろいよと、臼杵出身のご主人の一言で八本歯の方へ---これが地獄の始まり、梯子を何本登ったかしら、吊り尾根分岐にでても、きつい岩稜帯が続き、足が前に出る事忘れてしまったんじゃなかろうか----おのれの足を叱咤激励しながら、まだ充分愛でられる花々に癒され、ようやく北岳山頂に登りきった。午後の事で農鳥くらい迄の眺めでしたが、二度目の北岳に感激でした。
(9/5) 5:20~7:10 北岳往復----小屋 7:25 発-----8:56 白根御池小屋----11:05 広河原山荘 、12:00 発のバスで甲府へ
この日も快晴で肩の小屋前からは、雲海を下の方へ降ろした富士山のお姿が正面にお目見え、すそ野の方まで稜線が見えました。早朝の北岳は展望良好で、これまた360度文句なし、南アルプスの名だたる山々、北アルプスのおとずれた山々をいつまでも眺めていたくなる風景でした。後ろ髪ひかれる気持ちで下山開始、下りは小太郎尾根コ-スを取り、数年前泣く思いで登った草すべりを白根御池小屋へ、この小屋も様変わりして素敵になり、今では野外コンサートも開催されるそうです(そのまま立ち去りがたいのでコーヒーなんぞ注文したわ) 。
予定よりも二時間前のバスに間に合い、ここは同じ轍は踏まぬぞと、バス停の前にザックをばデポ、一番目で当然座席にゆったりと腰を下ろし、甲府へ帰路をとりました。やっぱり山旅は素晴らしい~の一言です。
計画では間ノ岳を往復予定でしたが、最近熊の出没情報が相次いでいるとの事で夜明け前の行動は不安なので今回断念しました (切封 )
2017年9月3日(日)晴 鞍岳・ツームシ山 参加者:15名
熊本県では人気の山なれど大分からは少し遠い。ドライブ気分で阿蘇の外輪山を走り大観峰を過ぎてしばらくすると鞍岳の由来である鞍の形をした山が見えてくる。右に尾根がつながりツームシ山である。北海道の地名のようなツームシとは何ぞや?
子岳、女岳から鞍岳への登山道は夏草が刈られ歩きやすい。台風14号の影響で西日本に風が吹きこんでいて思いの外涼しいなか、花と展望を楽しみながらゆっくり登り、子岳山頂に出る。女岳の頂で大休止後、鞍岳に向かう。さすが人気の山、人が絶える事が無い。ここから眺める阿蘇は山容風景が久住からとは一味違って見える。
ツームシ山11:10着、せっかくなので先の孫岳まで往復する。花が多い山だ。紫系のサイヨウシャジン、コバギボウシ、マツムシソウが多い。帰りは花コースをとり駐車場に帰る。
2017年8月19、20日 長崎被爆遺構巡りと平和登山
参加者:10名
九州ブロック女性委員会主催「被爆遺構巡りと平和登山会に大分労山より10名参加。
19日(1日目)
長崎浦上天主堂を13時にスタートし、如己堂、平和公園、爆心地公園、原爆資料館等を長崎県連のガイドボランティアと共に歩きました。
炎天下、各所を巡り、語る者も耳を傾ける者も吹き出す汗に、当時の長崎の町もこの様な暑い日であった事を、原爆投下の数秒前には夏の日の日常の生活がそこにあった事を、痛たまれないという言葉だけでは済まされない、改めて核兵器は廃絶をと思う気持ちでいっぱいになりました。
20日(2日目)
当時被爆者が越えた山、穴弘法寺〜金比羅山へ、山越えのルートを平和を祈り登山しました。
金毘羅山頂周辺は自然歩道が整備されており、今では長崎市民の憩いの山として、広くみんなに愛されているようでした。山頂からは展望も開け、グラバー邸や、今や豪華客船も入港する港も足元に広がります。この日の海はおだやかな凪で、景色を眺めつつ、今の平和に登山ができる時代に感謝しました。
心の底から、世界中から核兵器をなくし、戦争のない平和な地球を願う気持ちを強くした、暑い8月の二日間でした。
2017年8月11日(金)曇り 霊山(レベルA) 参加者:9名
国民の祝日「山の日」にちなんで、山の日制定の「山に親しむ機会を得て山の恩恵に感謝する」の趣旨の浸透を図ることを目的として、大分市郊外にあり市民になじみの深い霊山を選んで登山会を実施した。昨年に引続き2回目である。
・テーマは「ふるさとの山に登ろう」
・実施主体は大分県「山の日」登山実行委員会
(構成団体:大分県山岳連盟、公益社団法人日本山岳会東九州支部、
大分勤労者山岳連盟、全九州アルパインガイドクラブ)
集合場所の七瀬川自然公園で午前9時から受付をして、山の日のパンフなどの資料配付。
開会セレモニーでは実行委員長挨拶、続いて若干の注意事項などを伝えたあと、参加グループごとに出発し、山頂で記念写真撮影及び記念品の配布を行った。
大分労山は9名の参加でシンガリを務め落伍者の激励・介護等の対応にあたった。
610mの里山で朝方雨が降ったこともあり湿度が高く多量の汗をかく。思いのほかきつくて一般参加者の中には途中の展望所で断念する人もいた。
昼食後は内稙田へ下山、暑い歩道を歩き七瀬公園に着くとアイスキャンディーが届きホットする。
参加者は受付名簿で93名、スタッフその他を含めると100名を上回る参加でした。
《北アルプス白馬岳・雨飾山遠征》(7/24 ~7/31)
総勢10名(男5名、女5名)にて大分港より神戸港へ、その後高速道路を利用しての走行距離片道460km。
1日目(26日)白馬岳へ、
猿倉登山口~白馬頂上宿舎7時40分スタート、標高差1600m、
前夜の宿泊先栂池高原ホテルが用意したマイクロバスにて猿倉登山口へ。何と言っても白馬岳の魅力は大雪渓と豊富な高山植物だ。登っていくと白馬尻小屋に到着、休憩もそこそこに少し歩くと前方に白馬大雪渓の取付点が見えた。この大雪渓は距離にして約2km、標高差も600mありそのスケールは見事の一言で圧倒される。アイゼンを着けルートを外れない様に慎重に歩行、一旦転倒でもすると滑落し命を落とす、又所々斜面から小石の落石もあり大変危険な急登の雪渓であった。
大雪渓を登り終わると次は灌木等の急な登山道となり必死な思いで登って行く。白馬頂上宿舎が見えてくるとお花畑も見られるようになり約8時間要し目的地の白馬頂上宿舎に到着した。
2日目(27日)杓子岳・白馬鑓ヶ岳の縦走
7時過ぎ小屋をスタート、天気は曇り時々ガス発生。可憐な高山植物が咲き乱れる中杓子岳に8時20分過ぎ登頂し白馬鑓ヶ岳へ向かった。稜線上の斜面には小雪渓も見られたがガスがかかり肝心の白馬鑓ヶ岳の姿が見えない。10時過ぎに白馬鑓ヶ岳登頂。
下山途中にもお花畑が広がりその中に数匹の雷鳥の姿もありとても癒された。途中休憩も取りながら今日の宿泊地白馬山荘に13時過ぎに到着した。天気も回復したので宿泊の手続きを済ませザックを置いて白馬岳へ向かう。14時過ぎには登頂した。頂上は大勢の登山客がおり記念撮影は順番待ちである。ある別のパーテイーが順番待ちなどお構いなしで撮影場所を占領していたのにはマナーの悪さに閉口した。この時期は高山植物が咲き乱れ、特に今日はお花畑の鑑賞登山であった。
3日目(28日)小蓮華岳・乗鞍岳・白馬大地・栂池ロープウエーへ
曇り時々雨、再度白馬岳へ登り稜線上のお花畑に癒されながら三国境へと進む。天気が良ければ小蓮華岳へも足取りも軽いだろうが残念ながらガスって視界が悪い。何度もピークを越えやっと小蓮華岳、更に稜線を下り白馬大地へ着いたのは正午前だった。昼食を食べ前夜の雨でぬかるんだ山道を苦労しながら乗鞍岳へ向かう。山体は急稜な岩壁となり歩行注意が延々と続くガレ場の多い場所だ。小雪渓もトラバースしながら転倒でもしたら大事故にもなりかねないと最善の注意を払いながら天狗原の木道へ。 全員へとへとに疲れ栂池ロープウエーに到着したのは15時前であった。今日の行程は過酷な登山だった。そして今夜の宿泊先「民宿あいざわ」へ向かった。
4日目(29日) 雨飾山へ 標高差900m
「民宿あいざわ」の事:白馬三山の縦走を終え我々一行は大変疲れていた。「民宿あいざわ」は外見とは打って変わり建物は古風で御先祖は大庄屋だったらしく天井のはり柱も、ましては料理がとても美味しくて疲れが吹っ飛んだ。しいて文句を言えばお風呂が狭いのが難点だが。
さて最後の山行、雨飾山へ、今日も曇り時々雨、7時30分スタート。登山口からいきなりの急登、急登の連続でブナの根が露出している登山道だ、約2時間程登ると荒菅沢の雪渓へ出た。ガレ場続きでロープありハシゴありでかなりの急登だ、進んでいくと笹平分岐に出た。この辺りは高山植物の宝庫で頂上まではお花で癒されながら登った。頂上には石碑・石仏等があり、天気が良ければ360度の大パノラマなのにちょっと悔やまれた。小雨模様の中15時30分過ぎに雨飾山キャンプ場に下山した。
事故もなく全員のチームワークも良くて大変有意義な楽しい山行であった。 ≪山行記録 K・K≫
2017年7月17日(月)晴れ 稲星山、中岳、天狗ケ城
参加者:10人
夏のアルプス遠征に向けての訓練登山と称して、有志で、牧ノ戸峠から稲星山、中岳、天狗ケ城へ登った。
夏の久住山は暑いと思っていたが、思いがけず涼しく、みんな快調に登って行く。6月のミヤマキリシマの面影はもうないが、今年も花が良かったことを話題にしながら登る。
稲星山は久しぶりの人も多い様子。岩陰で風を避けながらお弁当を開いたが、汗冷えで寒いほどだ。その後、中岳、天狗ケ城へ。頂上では、大船山、平治岳、坊ガツルなどを眺めながら、思い出話に盛り上がる。そして青い水を満々とたたえた御池に癒されながら、ゆっくりと下山した。
2017年7月9日(日)曇り 《国東:岩戸耶馬》
参加者:25名
「国東半島峰道トレイル」は10コースに分けられ番号が付けられている。今回はその中のK-2コースの西半分を歩く、6月末からハンカイソウが沢山咲くらしい。
山口池の近くにある大きな駐車場をスタート地点とし時計回りに周回する。三十仏仁王像から山に入ると今時の天気で湿度が高くすぐ汗がふき出してくる。三十仏はお宮の格子戸の中にあるため外からお顔を拝見する事は出来なかった。コンクリートの林道に戻りゆるゆると登って行く。いくつかの展望所があるが「金毘羅跡」からの展望は来浦・姫島が足元に見えて素晴らしい。
お目当てのハンカイソウは群落になって林道脇に咲いているが盛りは少し過ぎていた。
葛原集落跡をすぎると道は県道544号線に出会う、ここで少し早い昼食にする。30分の食事中3台の車が通りすぎたが、25人もの集団が道路端に座って弁当を広げているので、ギョッとして止まりそうになりソロリそろりと抜けていく(びっくりさせてスミマセン)。
ここまで2H、皆少し歩き足りない顔をしている。このまま車道を歩いて1H、何にも面白くないので途中から里道(古道)に入る。途中手掘りのトンネル(15m)が現れる。この里道は昔は生活道路に使われていて馬車等も通っていたのだろう。2つ目3つ目と少し慣れてきた所に4つ目のトンネルだ、これは先が塞がっていて抜ける事ができない。
ここから本領発揮のヤブ漕ぎ100m急坂を下る。後ろからMさんの「左が歩きやすいみたい」「右が藪が薄いよ」の指示を受け無事に県道に合流、観音磨崖仏にお参りして本日の山行無事終了。
2016年7月1日(土) 曇り/晴 華岳 A(山香町)
参加者15人
大分労山には晴女晴男がいるようで梅雨にもかかわらず好天となり大分百山の一座を登る事ができた。
華岳は田原山(鋸山)と津波戸山にはさまれ全く有名ではないが一応大分百山になっている。
登る時期にもよるのだろうが正直言ってあまり楽しい山ではない、でも大分百山なので登る、頑張って登った。
展望もないしただただ急登ばかり、急登なので下りも大変、百山完登にまだ20程残っている。楽しみだ。
2017年 6月18日(日) 久住山のミヤマキリシマ N単独
梅雨入りしても雨が降らずお百姓さんは困っている事でしょう。山登りをする者としてはおかげでミヤマキリシマ、ドウダンツツジ等を大いに楽しむ事ができた。
今年は虫の発生も無く近年まれな良好な花付だった。関東方面から来た人達は牧ノ戸から登る人が多い。沓掛山で歓声をあげ扇ケ鼻の斜面を見てさらに感嘆感動する。西千里の散歩道はルンルン気分、何度シャッターを切る事だろう。
6/18花の盛りを少し過ぎてはいたが「赤川から扇ケ鼻~久住山~赤川」と周回コースを歩いたので写真報告します。
2017年6月17日(土) 曇り 《猟師山・合頭山》
参加者 13名
オオヤマレンゲの咲いている場所は、猟師山の北斜面中腹にあるスキー場から行くのが近いが、今回はやまなみ道路から入る。合頭山分岐を見送り山上からスキー場へ下ると第2リフトの横に「オオヤマレンゲへ」の小さな看板がある。100m入ると林道沿いにオオヤマレンゲの花木が3本ある。ちょうど見頃で花の下では高貴な香りがする。花よりも人間とカメラの方が多そう。
しばらく楽しんだら猟師山へ登り返すが結構な急登だ。山頂の展望はよくない。くじゅう連山を眺めながら合頭山へ向かう草原の尾根歩きはとても気分が良い。
多くの人が大船・久住へ登っているのだろうがこのコースも人が途切れる事は無かった。
** 『2017年清掃登山』報告
本日の山行は清掃登山も兼ねている。くじゅう山系の中で「猟師山・合頭山」は目立たない山でオオヤマレンゲの時期以外はあまり人が入らない。登山者の数が少ないせいか、マナーが良くなっているのかゴミは少なかった。
・容量:10L ・重量:1kg
・内容物:空缶3コ、弁当ガラ、チリ紙、お菓子袋等(写真あり)
2017年6月4日(日)平冶岳 Y他数名
男池から5時前に入山し、大戸越経由で平治岳の頂上を踏みました。
大戸越のミヤマキリシマにまずは歓声を上げ、山頂付近のお花畑を堪能することができました。
下りは東尾根ルートを使いましたが、途中吉部との分岐を見逃し、しばらく下ってからまた登るというミスをしてしまいました。
日頃「えっ!こんな道下るの?」とか「こんな道登るの?」という道で鍛えていただいているので、大丈夫でした(笑)
最高のタイミングでミヤマ霧島に会えて、満足の一日でした。
2017年5月27日(日)晴れ《立中山1464m》
参加者 17名
5月も下旬になるとミヤマキリシマの開花が気にかかる。今年は虫害は無いが若干遅れているらしい。ガンジー牧場の裏駐車場に車を止めさせてもらい出発する。お店の人が開店の準備をしながら「帰りに寄ってね!」と言われる。
「天空のプロムナード」と名付けられた芝の歩道を歩き「一番水」から山に入る、“新緑が目にしみる“とはこの事を云うのか。木漏れ日の木立の中は心があらわれるようだ。
鉾立峠までくるとお目当てのミヤマキリシマが現れる。一登りで立中山の頂にでる。大船・久住に囲まれチョット見は鈍頂なパッとしない尾根だが標高が低いがゆえにどの山よりも先に満開になり穴場と云えるだろう。ミヤマキリシマは8部咲き、足下の坊ケツルにはテントが花開いている。
下りの分水嶺コースは小枝が茂り歩きづらい。最近は人があまり通らないのだろう。サド窪まで下りKさんにリーダ―交替、草原の中を右に左に中々良い勘で本道に合流する。駐車場に着くと朝のお約束で婦人部の方が買い物のため店に入って行った。
2017年5月13日(日)晴れ《前岳》レベルB´
参加者(20人)
前回風穴から天狗~高塚と歩いた。今回は黒岳の東部分になる白泉荘から前岳・その先の上台ウツシまで行く。
出発前に地図読みの勉強会をする(地理院地図と登山地図の違い、その特徴等を確認する)。
登山口周辺(720m)のシャクナゲはすっかり終わり花の欠けらも残っていない。スタートから結構な登りの連続で体力を消耗するが1100m付近からシャクナゲがチラホラ現れるようになる。ここから上では花のトンネルの様な個所をいくつも通る。大岩ゴロゴロの関門を過ぎロープ付の大岩をよじ登ると傾斜も緩やかになり前岳山頂(1334m)だ。場所が狭いので少し先の広場で昼食タイムとする。
鹿児島から来たと云う7人組と前後しながら歩いたが、リーダーはルートファィンディングが上手で彼らが先導するような場面もあった。登りも下りも急坂で大変だったが新緑と花の渦の中にいるような山歩きで楽しい1日だった。前岳から先の上台―上上台―高塚間が宿題として残った。
2017年5/7~5/9『丸笹山・三嶺・剣山』(四国)
参加者16名
春の遠征は車3台16名の参加者で久々に四国の山に行く。
間に海があるだけで四国は随分遠くに感じる、佐賀関から三崎に渡り高速にのる。貞光から見ノ越までの狭いクネクネ道は相変わらずだ。
初日の丸笹山は往復1.5H、山頂部は笹山で四国の山に来た実感がわく。すぐ近くに剣山が南東方面に三嶺が見える。「花の百名山」に入っているらしいが全くと言っていいほど花が無い、皆でキョロキョロ探し回ってショウジョバカマを一輪見つける事ができた。花を楽しむには時期が少し早かったのかも知れない。
2日目は三嶺に登り下山後その勢いで剣山にも登る予定だ。7:30名頃の駐車場に着くと多くの登山者がたむろしている‥がよく見ると案山子の出迎えだった。
急登急登また急登の尾根道、新緑の中をのんびりゆっくり登る。森林帯が終ると足場も悪くなるが山頂は近い、笹原に出ると久住山の御池のような池と避難小屋がある。
周りの山々が足下に見えるようになると山頂に着く、素晴らしい展望が頑張ったご褒美のようだ。三嶺は登り3.5H、下り2Hかかった。もう一座、剣山に登るため見ノ越に引返す。リフトを利用する組(8人)と歩いて登る組(8人)に分かれて山頂ヒュッテに向かう。一日で2座、皆さんよく頑張りました。
3日目、天気予報では12時頃から雨になるようだ、少し心配。山小屋から3分で山頂着、四方八方山、山、山だらけ、四国の山は奥深い。剣から次郎笈への尾根歩きは気持ちが良い。何とか3時間いや2時間持ってくれないかと願ったが下りで雨が降り出した。山の天気は下界より3~4時間早く悪くなる。後は車移動なので何とかギリギリセーフの山行だった。
2017年4月22日(土)(晴)黒岳の天狗・高塚
参加者:19名
登山口周辺はコナラ等が芽吹きはじめ春の息吹きを感じるがガラン台まで上がると周りの木々はまだまだ冬のままだ。もうしばらくしたら黒岳、大船が緑にうまり秋には紅葉に染まるのだから自然の摩訶不思議、偉大さには驚くばかりである。
風穴で大休止、風穴の中にはまだ氷が残っていたので珍しさもあり元気者たち(若い人とは限りません)が探検に下りていった。ここから天狗分れまでの急登は少しきびしい。足元もガラガラ崩れて気を使う登りとなる。11:30天狗岩到着(昼食)大岩ゴロゴロの山頂で足場が悪いので全体の集合写真は撮れなかった。高塚山(1587m)は何の面白みもない頂だが一応黒岳の最高峰なので寄る事にする。
下山はエスケープルートをとる。先頭リーダーを交替しながら、地形を読み、テープを探す。予定時間を少しオーバーしたが無事下山する事が出来た。終われば8時間のロングコースだった。
2017年4月9日(日)(晴/曇り) *別府オルレ :レベルA、5H
参加者:17名
山行の前日までは2日続きの雨だったのに当日は晴、明日からは又天気がくずれるらしい。まるで奇跡のような運の良い天気にめぐまれ別府オルレを歩く。全行程11kmをゆっくりのんびり春を満喫しながらのトレッキングは山登りとしては軟弱と云われるかもしれないがとても楽しい一日だった。
8:30に志高湖畔を出発、メタセコイアの並木道、見晴展望台への山麓歩きは心があらわれる。3km地点の絶景ポイントを過ぎると東山部落への下り道となり猪避けの防護柵ゲートをいくつか開け閉めしながら進む。5km地点のふくろう岩から愛宕神社は登り道(本日唯一山登りらしい雰囲気を味わう)枝郷公民館で昼食。ここからオルレ道は志高湖に向かって北へ向かう。今は花も何もない神楽女湖へ回り山越えして(13:30)志高湖へ。湖畔の周囲は沢山の人で大賑わいになっていた。この後 春の良き日の「ぜんざい会」、久しぶりの「ロープワーク」で本日の山行無事完了。
2017年3月26日(日) 《サド窪~法華院》(曇り) M他
佐渡窪のマンサクを見に行きました‥‥‥が、天気が悪く結果は、行きは霧の中で足元の木道しか見えず・・・。帰りには見えたものの、ほんの少しでした(T_T)。でも、鍋割峠のあたりの霧にけむる登山道は幻想的で綺麗で、うっとり。
前日の雨がくじゅうでは雪だったようでかき氷の抹茶味のようでした(食べてませんが)。そしてもう一つの目的である法華院の山小屋団子は、美味しかったです(こちらは食べました)。いつの間にか200円になっていました !!
帰りは長湯ダムの水上スキーをみつつ、籾山神社に寄りました。福寿草、ユキワリイチゲ、アズマイチゲが咲いていました。花満開と報告したいのですが、お日様がさしてなかったのでお花はイマイチでした。
写真
2017年3月25日(土) (雨/雪)
《雨乞岳・烏帽子岳・鎧ケ岳・日平山縦走》 参加者14名
祖母山系の前障子に行く予定だったが天気予報がだんだん怪しくなり
当日朝集合した時は小雨が降る状態までに悪化、急遽行先を変更する。
県民の森の四辻峠から登り始める、小雨模様の雨がミゾレ混じりになり雪に変わる。雨は気分が滅入るが雪は大好きだ。ボタン雪がサラサラと舞う中の縦走となる。(擬音を入れて縦走路を表現すると)それどれのピークをガーと登ってダーと下る感じでアップダウンの連続が続く。鎧ケ岳の山頂下で思いもかけずマンサクに出会う。
山頂を越し車道に下りたのがまだ10時、歩き足らないとの声多く日平山へ向かう。最近までイバラ道だったが雑木がきれいに切り払われとても歩きやすくなっている。地元?の人達に感謝。
近場にて雪有、花有何だが徳をした感じの山行だった。前障子は結構厳しいコースなので変更して正解でした。
ーク)日平山頂Hさんが代表して三角点にタッチ
2017年3月11日(日)サド窪のマンサク情報
今年の久住町周辺では春の花々が少し早目に動きだしたようだとの情報を受ける。で、今年のマンサクはいかに?と楽しんで行ったのだが山はむしろ例年より遅い感じだ。1週間から10日程後が見頃かと思います。
2017年3月11日(土)元越山縦走 (晴) 参加者25名
元越山は昔は木立側から登っていたが最近は米水津側からのルートの方が人気が
あるようだ、急登なのだが程よい間隔で展望所があり海を眺めながら山頂を目指す登山道は疲れるまもなく山頂を踏む事ができる。今回は最近の軟弱コースにカツをいれるためにも空の公園から山頂を目指す縦走コースに決めた。
気持ちの良い縦走路歩きなのだが少し長い、参加者25人と大人数になったがトレイルランの夫婦と林道ですれ違ったぐらいで山は貸切状態、他に迷惑をかける事も無く完歩することができた。
途中の色利山で昼食をとり元越山頂は13時、ここまで歩いた距離は7.6km、米水津の町をグル―と取巻く馬蹄形に連なった尾根を歩いた事になる。スタート地点の空の公園から辿ると結構歩いたもんだなぁと一同感心する。色利への下山道には紫のツツジが咲いていた。地元の「元越山を愛する会」に感謝。
2017年2月25日(土)晴 《三俣山》(6H)参加者17名
最近の山行は何やかんや云いながら楽なコースを選ぶことが多い(<m(__)m>:反省)。
今回も長者原から登るより30分は短縮になるヘアピンカーブから出発する事にする。見上げるとくじゅうの山々は真っ白、昨日の寒波で霧氷に覆われているようだ。スガモリで大休止後三俣山へ取付く、ここらあたりから周りの景色ががらりと変わり冬の様相となる。
天気が良いので尾根に出るまでの急登も樹氷や景色を眺めながら登ると苦にならない。西峰を越え本峰手前のピークはパスするも力の余っている数人が駆け上がって行く。会の平均年齢が上がりつつあるがまだまだ元気な人がいるのが嬉しい。
本峰で昼食後南峰に登り返し北斜面ルートを下る、あまり人が通らないのかかなり荒れている。朝方真っ白だった山も午後になるといささか色あせて見えるが心は満足だった。
2017年1月28日(日)福万山 1236m(3H) 19名
晴天・無風の天気、適当な雪もあり久々の雪山を楽しむ事ができた。
夕方から九ブロ会議出席の為福岡に行かねばならないので少しズルをして車をゴルフ場の所まで上げ出発地点とする。これで40分の時間短縮になるが山屋としては後ろめたい感もある。行橋から来たというグループと途中で合流し前後しながら山頂をめざす。ザクザクと踏みしめる雪の感触が気持ち良い。冬枯れの林から草原帯にでると久住連山が見えるようになる。
時折日出生台方面から無粋な大砲と機関砲の音が聞こえてくる。
尾根に出て20分も行くと山頂に着く。前回の鶴見山行は強風のため落着いて弁当が食べられなかったが今日は小春日和だ。
下山は急登の東尾根を下るので皆アイゼンを着ける。私のアイゼンは旧型で装着に手間取るが最近のはワンタッチで簡単に装着できる。足を出して「お願いします」と言う人はいない、あたり前だが皆自分で着ける。防寒対策とアイゼン必携の連絡がリーダーから来ていたがこんな天気の良い日は、サングラスと日焼止めもあった方がいいかも‥‥‥
今回はあまりにも快適な山行だったが、冬山は油断してはいけない。
2017年酉年最初の山行、近場に鶴の名の付く鶴見岳、やはりここから始めよう?
1月14日(土) 鶴見岳 参加者19名
9:00 御岳権現社駐車場
11:05 鶴見岳
11:15 ロープウェイ山上駅(昼食)
13:50 駐車場 (4時間50分)
今年一番の寒波の中、登山口迄の道中気にしたが思ったより寒くなく、予定通り登り始めるが、頂上に近づくに連れ、雲が広がり雪が降り始める。ロープウェイ駅で氷点下7℃、寒い中昼食、下りは降った雪で滑りやすく注意しながら下る。駐車場に着く頃には青空、頂上の寒さが嘘の様。冬山を少しは感じた山行で良かった。
2017年1月6日 高良山(福岡)
参加者6人
4時間20分(休憩・昼食含む)
大分山歩会の、初登山は福岡県久留米にある高良大社へ。「九州最大の神社建築である社殿は、40年ぶりの大修理」中境内から山頂へ九州オルレ標識に沿って整備され歩き易い山道です。
●国指定天然記念物の孟宗金明竹林が珍しい。
●霊水が湧く聖地で高良大社の奥宮「奥の院」へ。
●夏目漱石の句碑を・「菜の花の遥かに黄なり筑後川」ここから筑後川の眺めも大絶景です。
●樹齢400年と言われるご神木の樟樹、久留米を一望できる展望などあります。
ながい~ながい石段を、ゆっくりと歩きお正月らしい、落ち着いた山登りでした。